乾燥イチジクのクッキーを焼きました

● 不老長寿の実「イチジク」のはなし

薄い皮をはぐと、やわらかくて白い果実にかぶりつくと、ほんのり酸味のある甘と薄赤色の果肉とともに粒粒のプチプチ感がたまりません!

 

イチジクを嫌いな女子はいないのではないでしょうか?

 

トルコなど比較的温暖な地域で生産されることが多く、日本でも中部地方より以南に位置した地域の生産が多いのも特徴です。

 

イチジクは、日に干して乾燥させたものの方が甘味を増すため、生より乾燥した方がお好きな方もいらっしゃるかと。

 

乾燥イチジクは、笊に広げて日干しするか、天気が良くない場合は、食べやすい大きさに切ったものを120℃程度で90分以上オーブンで焼き上げることでできます。

 

簡単で、美味しい乾燥イチジクは、パウンドケーキの中に混ぜたり、ケーキの具材として重宝すること間違いなしですね。

 

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その他に、お湯で煮込んだコンポートにしても、優しい甘味のデザートとしていただけます。

▲南瓜と乾燥イチジク入りクッキー
▲南瓜と乾燥イチジク入りクッキー

生イチジクが手に入る時期は春と秋の2回。

 

この時期を逃さずに、入手したいものです。

 

今回は、乾燥イチジク入りクッキーを焼いてみました。

 

材料は目分量で、地粉1に対して、地粉の全粒粉が1/2。ほんのり甘味を出したかったので、本当はあまり入れてはいけないのですが黒砂糖を大さじ2杯。

 

ごま油を大さじ3。後は水を少々。もっさりして、全粒粉のサクサク感が残る優しい味のクッキーができました。全粒粉を使うことで、お腹もちが非常に良い、身体に優しいお菓子ができます。

 

特に乳製品や動物性食品を取りすぎている現代女性にとって、動物性のものを全く使っていないクッキーは、大腸にも優しいことでしょう。

イチジクは古くから、生薬として使われている食べ物で、痔やいぼの腫れ物を改善したり、食物繊維のペクチンを多く含むため、腸内の環境も整えてくれます。

 

その他に、タンパク質分解酵素を含んでいるため消化を助けてくれて、且つ抗がん作用のある成分も含まれていると言われています。

 

唾液や汗、尿といった液体を補充する役割も持っている、万能な果物です。

 

市販のバター入りの香ばしいクッキーはとても魅力的で、お金さえ出せばすぐ買える環境にありますが、自分や家族のためにも、乾燥イチジク入りの、身体に優しいおやつを作る習慣をつけるというのも、おすすめです。

 

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