おふのはなし

みなさんのお家ではどんな「おふ」が食べられていますか?


丸くて輪切りになったようなものや、その大きさが小さかったり大きかったり。


板状のものもあれば、真ん丸でピンクや緑などの色がついたもの、桜の花の形もありますね。

▲フランスパンのようですが「仙台ふ」
▲フランスパンのようですが「仙台ふ」

 

おふの原料は、以前、お肉とお魚のお話をした際にご紹介した、小麦粉に含まれるグルテンというタンパク質。


水を加えると、自然にまとまって、プニプニした物体に変身します。


マクロビ生活では、なるべくお肉やお魚といった動物性の食材を食べないという習慣があります。「絶対に食べない」のではなく、好んで食べないというのが正しいかと。


その代わり、グルテンからできるおふを使った「お出し」のきいた優しくてどことなく懐かしい味の料理をします。


仙台ふは、硬い状態で切ると、ポロポロになってしまうため、昆布だしに少々の間浸し、すこしふやけたところを輪切りに食べやすいサイズに切って使いました。

マクロビ食では、お味噌汁に入れる、すき焼きにいれる、といったサブ的な使い方ではなく、「メイン」の食材として使うことがしばしばあります。


不思議なことに、おふを煮込んだり、揚げたりすると、お肉のような味と食感に変わってくれます。

 

我が家では、「板ふ」を切ったものに味付けをし、油で揚げて、さらに野菜と炒めて食べます。

 

仙台ふのパッケージに印字されているように、にくじゃが風なお煮つけに入れて食べましたが、もふもふの中に、おしょうゆやお味噌の味がしみ込んでいて、何とも言えない美味です!

 

車ふ」なども厚さ大きさともに満足できるおふのひとつです。

 

お肉を食べる割合が多く、最近胃の調子が・・・とお感じの方は、おふのお料理をぜひ、お試しください。