雑穀ミルフィーユ

雑穀ミルフィーユ(アマランサスポップ生地)
雑穀ミルフィーユ(アマランサスポップ生地)

雑穀をご飯に混ぜて食べているという方も多いと思います。

 

あわひえアマランサスキヌアなど、穀物の中でも比較的 小さい粒 のものは「雑穀」と言います。

 

栄養価が高いにも関わらず、「雑」と「穀」という2文字で言われてしまったのは、おそらく、お米を育てているとその間に生えてくる雑草の中の1つだったからなのではないかと思われます。

 

実のところ、雑穀は小鳥や牛などの 動物が大好きな食べ物 でもあります。

上のグラフは、雑穀と玄米や白米などの ビタミン比較 です。

白米を黄色の帯部分とした場合の、雑穀のビタミン比率のグラフです。

 

パッと見ただけでも雑穀、中でもアマランサスのビタミンがずば抜けて高いのがわかります。

 

見た目はほんの小さい粒ですが、これらを食べることで、ビタミンなどの栄養素やミネラルを体内に取り込むことができるのです。

雑穀甘酒をマッシュしたもの
雑穀と米麹を使った雑穀甘酒

 

一番上の写真は、そんな雑穀を使ったスイーツ「雑穀ミルフィーユ」。

 

雑穀を40時間発酵させた 雑穀甘酒 を甘味に使い、豆乳と玄米ポンセンとなたね油でクリームを。

 

生地には、アマランサスのポップ(ポップコーンのようにあたためて膨らませたもの)を混ぜていますので、サクサクの中にもプチプチしていて香ばしい生地に仕上がりました。

 

先日、とある高級ホテルのレストランで、いちごのミルフィーユをいただいたのですが、見た目はともかくとして、味はそれにひけをとらないくらい美味しいです。

 

クリームにバターなどの乳製品を使っていないため、妊婦さんにもおすすめ。

 

果物を使うため、食の陰陽でいうと、陰性よりのデザートになりますが、たまには洋風のデザートが食べたい!という時にはもってこいのお菓子です。ぜひお試しを。

▼「雑穀」アマランサス

雑穀の中でも粒が直径数ミリ程度の小さい穀物。赤紫色のモコモコした花から採取します。