玄米ごはん

「今日のご飯はおいしいな」と感じるのは、

ふっくらしているからでしょうか?

もちもちしているからでしょうか?


当たり前のことですが、「おいしい」と感じるのは、その人のその時の体の状態と、その人の好みで異なります。


私は今、ふっくらしている中でもモチモチしている玄米ご飯が好みです。


また、玄米ご飯は、白米よりもやや硬めですので、食べる時は、

いつも以上によく噛むのがポイントでもあります。


「半マクロビ生活」を始めてから、早1年も経ちましたが、未だに、自分が納得できるような美味しい玄米ご飯が炊けません。悔しいです!


炊飯ジャーで炊いた玄米ご飯は、モチモチ感のないあっさりした食感。お肉やお魚を食べすぎて、体が陽性に傾いている人には、おすすめの炊き方です。
炊飯ジャーで炊いた玄米ご飯は、モチモチ感のないあっさりした食感。お肉やお魚を食べすぎて、体が陽性に傾いている人には、おすすめの炊き方です。

そもそも「玄米ご飯」は、あまり美味しくないものと決めつけている方も多いことでしょう。

 

マクロビオティックを学んだり、またはそのようなお店に足を運ぶことで、玄米ご飯の美味しさに気付く方もいらっしゃるのかと。

 

玄米は、水に浸すと、そのうち芽が出るので、粒が生きているという点で、精製された白米とは大きく違います。

 

炊き込む際にいろいろ試して感じたのは、どの家庭にもあるような 電気炊飯器では、なかなか美味しく炊けないということ。

 

マクロビオティックでは、より自然に近い調理器具の「土鍋」をよく使います。

また、時と場合によって機具を使い分けることを教わります。

 

電気を使って炊飯器で炊くご飯と、土鍋を使って火で炊くご飯、圧力鍋を使って炊くご飯、それぞれ、食感と性質が異なるのです。

 

私の好みからすると、ふっくらモチモチなので、土鍋か圧力鍋が無難な機材です。

 

玄米おじや(麦味噌、こんぶ、人参や大根のみじん切りをクツクツ煮込みます。昔からある日本の家庭の味ですね)
玄米おじや(麦味噌、こんぶ、人参や大根のみじん切りをクツクツ煮込みます。昔からある日本の家庭の味ですね)

その時炊く玄米の量によっても、

水加減が若干異なります。


火加減と火にかける時間も大事なポイントで、塩を入れるタイミングによっても炊き上がりが異なります。


硬すぎたり、柔らかすぎたり、モチモチしなかったり。


私の場合、失敗が多いので、うまく炊けなかった玄米ご飯は、もったいないので、「玄米おかゆパン」や「玄米おじや」に変更していただきます。


ふっくらモチモチした触感の美味しい玄米ご飯をつくるには、残念ながらまだまだ修行が足りないようです。


今年こそ、マクロビオティックの基本「玄米ご飯」を美味しく炊けますように!


「そうは言っても、玄米ご飯って本当に美味しいの?」

と疑問に思った方は、ぜひ一度、「Limaカフェ」にでも足を運んでみてくださいね。


しつこいようですが、


「よく噛む」


ことが、玄米ご飯を美味しくいただき且つ、体に優しくいただくためのポイントです。お忘れのないように。

炊き込む時間をかけられる人は、まずは土鍋でお試しを。時間はかかりますが、電気で炊いたご飯よりふっくら炊きあがります。中蓋が付いているのもポイント。

少々お値段が高いのですが、圧力がしっかりかけられるため、モチモチした美味しいご飯に炊きあがります。

時短調理にも。