2種類の便秘

玄米の手まり寿司ふう。プロの方が作るように手まりをきれいにまとめるのは、難しいですね。手が大きい私は特に、小さくまとめるのが苦手のようです(今週末が試作会で、現在猛模索中→よって今週は寝不足覚悟週です!)
玄米の手まり寿司ふう。プロの方が作るように手まりをきれいにまとめるのは、難しいですね。手が大きい私は特に、小さくまとめるのが苦手のようです(今週末が試作会で、現在猛模索中→よって今週は寝不足覚悟週です!)

あたり前ではありますが、漢方や薬膳の世界でも、マクロビオティック生活の中でも、西洋医学でも、「病気」と呼ばれる気の病には、同じ病名がつくものでも、症状により、その人の体の状態により、それぞれの手当てや処方が異なります。


もともと持っている体質が異なるからでしょうか、相棒と私は、同じような食べ物を日々食べていても、出てくる症状が異なるので、その調整に頭を使わなくては!と日々勉強です。


一昨日まで、相棒が便秘ぎみになりまして。おおよそ同じものを食べている私は快調でして。


便秘になった時に確認するのが、ようやく出る便が、コロコロ固いものなのか、そうでもないものなのか。それと下唇の状態。


→ お便りのはなしはこちら


夏野菜の揚げ浸し(少々揚げ過ぎに)
夏野菜の揚げ浸し(少々揚げ過ぎに)

どうやら今回は前者のようです。前者の場合、大腸の状態をあらわす下唇の色が黒ずんでいることが多いようです。


昨今、玄米ご飯は、「今日はあまり食べたくない」と言われることが多くなっていたので、なるほど・・・と。


暑くなったので、粒状のご飯よりつるっとのどを通る麺類(粉からできるそばやそうめんなどは、粒のまま食べるより陰性な食べ物になります)が食べたくなるのは、季節柄みな同じですので、そのせいだろうと思っておりましたが、「お味噌汁」とか「玄米」とか、塩気を入れすぎるなど、やや陽性寄りの食べ物をそれなりの頻度で出していたため、相棒の大腸が陽性に傾いてしまったのでしょう。反省です。


今回は、残念ながらマクロビオティックのお手当や食養をする前に、相棒自ら、「ノニジュース」を飲み、解決してしまいました(残念!)


コロコロした陽性の便秘には、陰性よりのお手当が必要です。最近、冷蔵庫に常備しているのが、「ハブ茶」。エビスグサという植物の種子であるケツメイシのお茶です。珈琲に似て、少し香ばしく、美味しいお茶です。


便秘うんぬんの前から相棒に出してみたら、「このお茶好きかも」と話していたので、その時から体が自然に欲していた一品だったのかもしれません。

その他に、陽性の便秘には、ごま油も有効のようです。


便自体がさほど固くない「陰性の便秘」は、腸の働きがにぶり便を体外に押し出せていない状態。下唇は分厚く膨張していることが多いようです。お手当も陽性寄りで、梅しょう番茶に大根おろしを入れるなど塩気を少しプラスすることに。


陰陽どちらの便秘にも、「ハブ茶」は有効のようですので、便秘にお困りの方は、ぜひ試してみてくださいね。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    apple (水曜日, 22 7月 2015 17:37)

    こんにちは
    ん…なかなかお勉強になります
    わたしのパートナーは緩めとしている状態なので陰性かなと思いますが、もう少し研究してみましょう‼︎

  • #2

    管理人 (水曜日, 22 7月 2015 19:19)

    appleさん
    緩めなのですね!
    大腸は意識せずに動く神経で活動しているので、夜、寝ている間に活発になります。
    しっかり睡眠をとることも大切なようですよ。しっかり睡眠もお試しください&効果の程を教えていただけますとうれしいです*˙︶˙*)