キャベツのはなし

3連休というのに、2日連続でお勉強続き。暑い中でのお勉強は、正直、体力勝負ですね・・(苦笑)

 

そんな、今日、丸ごと1個、たまたまさばくことになった「キャベツ」について。1個丸ごと使うことがないので、初体験でした(汗)

 

気になったので、ちょっとだけ調べてみました。

 

マクロビオティックなメガネ(陰陽のメガネ)で見ると、中庸よりやや陰性なお野菜でもある「キャベツ」。

 

でも、見ておわかりのように、天に向けてぐんぐん伸びるネギやほうれん草などと異なり、地表近くで丸くまるまっているその形状からも、それらのお野菜よりは陽性寄りな立ち位置でもあるからか、マクロビオティックなメニューに添える野菜として時々登場してくれます。

最近作って食べたキャベツと人参葉と甘夏のサラダ
最近作って食べたキャベツと人参葉と甘夏のサラダ

 

薬膳的な見方で見ると、キャベツは体を冷やす「寒・涼性」の食材。

 

以下のような効能があるとされています。

  • 過剰な体内の熱を冷ます
  • 胃腸の調子を整える
  • 粘膜の修復(口内炎胃潰瘍などに)
  • 胃もたれの解消

 

確かに、食べると胃もたれしそうな揚げ物の代表格「とんかつ」に、は必ず千切りで山盛りのキャベツが添えられていますよね?

 

キャベツに豊富に含まれている「ビタミンU」が、胃の働きを補佐してくれるようです。

 

また、1つの野菜をとっても、太陽に向かって伸びている葉の部分が陰性寄りで、地中に深く伸びている根の部分が陽性寄りというものでもあり。

 

キャベツに限って言うと、形が面白いので、通常は、外側の方が陰性になるのですが、キャベツの場合は、中心の芯に近い部分が陰性、外側の葉の方が陽性となるようです。形的に面白いですね。

 

マクロビオティックでは、お野菜をなるべく丸っといただきますので、芯の部分もうま~く料理に取り込みます。細かく切ってスープに入れたり、野菜だしを取る際に利用したり。

 

暑い夏のこの季節だから、胃腸の調子を整えて、体内の熱を下げてくれるお野菜「キャベツ」をぜひ、メニューの中に取り入れてみてくださいね。

 

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本日7月10日(日)に、

飯塚農園さんと、太陽のマルシェに参加して参りました。