カレーに欠かせないお野菜とは?

たまねぎを使ったカボチャのスープ
たまねぎを使ったカボチャのスープ

夏は、カレーの季節ですが、カレーに欠かせないお野菜と言えば?

 

そうですね。大抵、各家庭なりの「カレー」がありますので、野暮な質問でした(^ω^)

 

どんなカレーでもだいたい入る野菜のひとつに「玉ねぎ」があります。

 

そもそも香辛料が沢山入っていて、油もしっかり入る、辛い味のカレーは、マクロビオティックのメガネで見ると、陰性寄りのメニュー。暑い夏にピッタリだということに。今日はそんなた玉ねぎのお話をひとつ。

 

マクロビオティック的なメガネで玉ねぎの効能を見ると、

 

  • 自律神経安定させる
  • ホルモンバランスを整える
  • 精神安定させる
  • 血流促進する
  • 内分泌腺の高進

 

といったものが挙げられます。

 

過去にお肉などの動物性食品を沢山食べている場合は、生の玉ねぎのサラダもおすすめの1品。スクールでは先生に、「あなたは生玉ねぎも食べた方が良いかもね」と言われたことも(苦笑)

 

玉ねぎは、丁寧に炒めることで、甘味を増すお野菜でもありますので、その形を残したままお料理に使いたい場合は、玉の上から下まですべてが均等に食べられるように回し切りの薄切りをおすすめ。

 

スープなどで、甘味を加えたいけれど形はなくて良いという場合は、みじん切りにして使います。

残念ながら、人生40年のうちで、マクロビのお料理に目覚めたのはここ数年くらいということで、包丁さばきは正直下手でして。その点、お許しを。

 

プラス包丁自体もあまり切れ味が良いものではないため、やや押し切りに近い癖がついていることを指摘されたことも。プラスここだけのお話、玉ねぎのみじん切りはとても苦手です!

 

スクールの先生方は、包丁の刃をスライドさせながら、丸い玉ねぎを、素早くさばかれますので、涙も出ない切り方をされます。これがプロの切り方なんでしょう。私の切り方が完成版ではないことを前提にご覧ください(笑)。切った後はよく泣いています。

 

玉ねぎをなるべく余すところなく丸っと使うための切り方を。これが正しいかはさておいて。。。

あくまでも一例です
あくまでも一例です

まずは、

  1. 茶色の皮薄い部分ちぎり取ります。→ここで、もったいないと薄皮部分を残すと、しぶくてしないものがお料理に入ることに。お気を付けを。

  2. こんなふうにお尻を切り取ります(切り取る部分が少ないでしょ?)

  3. 半分に切ったら、根の側の固い部分を切り取ります。

  4. 更に半分(1/4)に切ったら、回し切り(リンゴの切り方に似ています)の薄切りをします

  5. 最後に「3」で切り取った固い部分みじん切りにします

 

5の部分は他の部位よりも固いので、先に炒めて、色がついてきたら、残りの回し切りしたたまねぎを加えて炒めます。

 

ネギの根は、神経を安定させる効能を持っている部分でもあるので、付け根部分についている土を爪楊枝などで綺麗に洗い流してから、みじん切りにしてたまねぎの5と同じように先に炒めてスープやみそ汁などの具として使います。とは言え、農薬や化学肥料を使っていないものに限ることと、根を洗う時間の余裕がある時くらいしか、やれないのも本音です。

 

ちなみに、玉ねぎの皮は、布の色を染めるのに煮出して使ったり、煮出した汁にも効能があるので、飲んだりも。余るところがほとんど「ない」お野菜ですね。

 

有機野菜を食べているのに、今までいろんな部位を捨てていたという方は、効能的にもったいないので、ぜひお試しください。