フェイスラインのにきび

● フェイスラインにニキビが多くて・・・

というお声が、複数ありまして。

私なりにではありますが、少し調べてみました。

 

マクロビオティックの望診の著書類や、経絡図などを、何度も見返してはいるのですが、この「フェイスライン」についての記述がほとんどなく。という事は、つい最近の傾向なのだなと、あらためて。

 

望診では、大きく「顎」のニキビについては、生殖器、膀胱をあらわすと言われています。

→ あごのにきびについてはこちらもどうぞ

 

フェイスラインは、やはりそれらに関係していて、主に「男性ホルモン」の影響が大きいようです。

 

ただ、相談されるのは女性ばかりなので、「男性ホルモン」ではなく。

女性でも、これに近いホルモンとして排卵後から生理前にかけて、多く分泌される「黄体ホルモン」が考えられます。

 

● そもそも「黄体ホルモン」とは?

プロゲステロンとも呼ばれ、子宮内膜を受精卵が着床しやすいように整えてくれるホルモンです。排卵した後、受精されなかった場合は、このホルモンの分泌が止まり、子宮内膜が剥がれおち、生理として体外に排出されます。

 

人間の内臓は、「自律神経」によってコントロールされています。

自律神経は、それだけで自立して活動している神経で、本来、自分の意思では動かすことができません。

体を活発に動かす交感神経と、体を休める副交感神経の、2つから成り立っています。

 

マクロビオティック的な観点から診ると、交感神経は陽気な昼間に活発に活動し、副交感神経は静かな夜に活発に活動するので、この2つの陰陽のバランスを重視します。

 

ストレスを感じたり睡眠不足が続いたりすると、交感神経の働きが優位になると言われていますが、陰陽では、様々な見方があると思いますが、主に陽性過多に偏り、バランスが偏っていると診ます。

 

交感神経の影響で、高まる緊張状態を和らげるために、抗ストレスホルモンが分泌され、さらにそのホルモンが男性ホルモンの分泌も促すため、これが、ホルモンバランスの乱れや皮脂の過剰分泌となり、ニキビの発生や悪化につながるようです。

● 交感神経と副交感神経

副交感神経と交感神経をバランスよく活動させたい場合、まずは、夜しっかり眠ることが必要不可欠となります。フェイスラインのニキビに悩まれている女性の多くは、仕事で忙しく、我慢してでも仕事を進めようと無理をしがちな世代の女性と見受けました。

 

それでも、自分の身体のことを考えると、できれば22:00以降に、最悪でも24:00には就寝するよう癖をつけたり、自身でそのようにスケジューリングすることをオススメします。

 

また、軽く汗をかく程度の運動も、交感神経により緊張してしまっている体を緩める効果があります。毎日軽くジョギングしたり、床に雑巾がけをしたり。ジムに通ったり、ヨガ教室に通ったりするまでもない程度の、毎日続けられる軽い運動をするように心がけましょう。

 

ちなみに、ホルモンを安定させ整えてくれる食品は、

穀物では、玄米・皮つきハトムギ

野菜では、

  • たまねぎ・ネギ
  • レンコン・蓮の実
  • 金針菜
  • 里芋・菊芋

その他の食品として、

  • 白・黒ゴマ
  • ヨモギ
  • ひまわりの種
  • 麻の実
  • 南瓜の種
  • マッシュルーム
  • 松の実
  • ナツメ
  • 百合根

などがあります。あまり見ない食品もありますが、常備野菜として置いている野菜も多く。まずは、いつもより意識してメニューに入れるようにしてみましょう。

 

また、以下の食品を多く摂取してきているかも?と言う方は、それらの消化を助けてくれる食材も、メニューに組み込んでみてくださいね。

卵を多く摂取してきた場合は、キノコ類を。

乳製品を多く摂取してきた場合は、ブロッコリー、カリフラワー、リンゴ酢、ワインビネガー、シナモンなど。

実のところの体験談・・・

あくまでも私の場合ですので、他の人も同じとは限りません。それを前提に申し上げますと、マクロビオティック的な食事をするようになってから、それまで定期的にあった「生理痛」や「偏頭痛」、「口内炎」がほとんどなくなりました。気付いたら、なくなっていたという表現が正しいのかもしれません。

 

そもそも、大腸のポリープ切除から、このままでは、またポリープまたは癌ができるだろうと予想しておりましたので、それを改善する目的で、たまたま見つけて始めたマクロビオティック生活です。

 

生理痛や偏頭痛、口内炎まで良くしようと思って始めたものではありません。

現在は全く食べないのではなく好んで食べない程度となりましたが、動物性食品や乳製品を、ほぼ摂取しなくなったのも大きな要因だろうと推測しています。

 

残念ながら、実施前と後の数値などをしっかり測っていませんので、因果関係をはっきりとは言えません。

ただ、生理前後に、だるくて家事や仕事をやりたくなくなっていた過去が、嘘に思えるくらい、現在はそのような痛みを感じません。生理痛は、血液の問題も含まれる場合があるため、肝臓の調子を整えて、血液を浄化する食品などを積極的に摂取することで、軽減される可能性があります。

 

また、生殖器は特に「ホルモン」というキーワードの存在する部位でもあります。ホルモン系に関係しそうな食品を、一度、控えて様子をみる事も視野に入れてみてください。例えば、乳製品を一時的に食べない期間を設けて、様子をみるなど。

 

それらの対策で、少しでも症状が緩和された場合は、自分に合ったやり方ということで、少し継続してみることをオススメします。

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