背中の痛み

● 背中の痛み

「背中が痛むんです」

というご相談がありまして。今回は「背中」に焦点を。

 

残念ながら、「背中の痛み」は、様々な原因が考えられるため、ずばりこうです!と言い切れるものではない様子。ただし、痛む部位や、その他の部位の症状により、もしかすると、その原因をある程度は突き止めることができるかも?しれません。

 

望診的な観点から、背中側にある臓器の位置は、左の腰からやや上のあたりは「膵臓」。腰の背骨から少し離れた左右には「腎臓」があります。

 

陰陽で診ると、「背中」は「お腹」に比べると、陽性の部位に。

「発生」という観点で診ると、ミネラルなどの陽性寄りの食物が、背中側に集まりやすいと言われていまして。おわかりのように、お腹側に比べると、背中側の方が「硬い」性質を持ちます。

● 背中を流れるのは「膀胱」の経絡

「経絡(気の流れ)」で診ると、背中を上から下までずらりと流れているのは、「太陽膀胱経絡63穴」。膀胱の経絡です。

 

膀胱の経絡は、両目それぞれの目頭の辺り「晴明(せいめい)」から眉の内側を通り、頭のてっぺん左右にある「通天(つうてん)」を通り、頭の後ろへ。両耳の後ろの首と頭の境目辺りにある「天柱(てんちゅう)」を通り、背骨のあたりと少し外側に、左右2本ずつ、流れがあります。お尻の下「承扶(しょうふ)」から足の後ろ側を、くるぶしの後ろのあたりめがけて通り、最後は、脚の小指「至陰(しいん)」へと抜けます。

 

この経絡上に、シミやホクロ、吹き出物などがある場合、膀胱の弱り、または酷使している可能性があります。足のふくらはぎから小指にかけての部位が「つる」場合も、膀胱からのSOSかと。

● そもそも膀胱とは?

恥骨(恥骨)の後方にあり、腎臓でつくった尿を一時的に保管し、適宜に排出している臓器です。

膀胱の壁は、通常1cm程度あり、尿がない時は縮んでいますが、尿がたまるとこの壁が膨らんで引き伸ばされ、3mmにもなるようです。尿は、およそ500ml程度まで保管できて、250~300ml程度まで溜まると、尿意をもよおします。

 

腎臓でできた尿は、尿管を通って膀胱へ到達するのですが、この尿管は、大人で30cm近くもあり、この管内のヒダをつたって、膀胱へ運ばれます。ただし、その速度はスローで、5秒に1回という頻度で、膀胱にしたたり落ちます。

 

排尿は、大人で1日に3~5回程度。6回以上の場合は、膀胱が陰性寄りに、2回以下の場合は、陽性寄り。尿の色では、白や透明の場合は陰性、薄い黄色が中庸、濃い黄色や赤みであれば陽性。

 

背中の痛みと同時に、陰性寄り、または陽性寄りとみられる症状があれば、膀胱が弱っている可能性があります。

 

また、腎臓の弱りにより膀胱を酷使している場合も。

祝!100人超え

まずは、やってみよう!そう決意して始めたお試しタイムでした。


当初は、殆ど集客できず、諦め半分だったところを、知人に激励され、最近は主に相棒にも励まされながら。最大の敵は、うだるような暑さと睡魔で、こっくりこっくりしながらも、空いた時間でコツコツと。

 

ただ今子育て真っ最中の、高校の同級生から、たまたま勧められた「ストアカ」で、なんと!お試し【預診タイム】の受講者累計が、先日、100人を超えました‪⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬

 

支えてくれた知人や相棒に、受講してくださった受講者さまに、ひたすら感謝です(*Ü*)

 

今後も、

これからお子様をつくられる方、

旦那様やお子様、ご両親など、ご家族の健康管理をされる方など。

より多くの女性に、

食で元氣をプロデュースすべく、

【預診】を、家庭の医学的な存在にすべく、

更に精進して参ります。


まだまだ、至らぬ点が多々あります。

日々勉強ですけれど、今後とも、応援・ご指導のほど、どうぞよろしくお願い申しあげます。

【預診らぼ】aoki

参考書籍

マンツーマンレッスンも受けつけ中!