満月と新月のはなし

六本木にて、マクロビオティック講師の岡部賢二先生の「月の会」に参加してみました。

 

先生の月の満ち欠けに因る、食養や断食、オートファージの考え方など。玄米ご飯と、マコモダケのお食事とともに、1人でバイオリンを奏でながら歌を歌う小畑亮吾（こばたりょうご）さんの音楽を聴きながら、優雅な一時が流れまして。

 

ちなみに、マコモダケのお話はこちらの記事もご参考くださいね。

→ Would you like wild rice？

 

 

日本では、満月と新月の時期に、小豆御飯を食べる習慣があったようで、昔の人は、「小豆」という小さなお豆が、とても身体に良いことを、体感していたと言われています。

 

小豆は、熱に強い、ビタミンC（プロビタミン）が豊富で、これがデンプンにガードされているため、お茶などのビタミンCと異なり、胃酸により始めてビタミンCに合成され体内に吸収されます。その他、コラーゲンを活性化したり、硬くもろい血管や細胞の弾力性を取り戻してくれたり、体内に蓄積されている脂肪の燃焼（サポニン、レシチンによる）を促してくれます。小豆のお仕事は、思った以上にすごいですね！

 

その他に、各臓器のデトックスのベストタイミングも、満月や新月が良いそうで。とても興味深い内容が盛りだくさんな「月の会」でした。

話は変わって、今日は、最近、気になった「舌」のお話もひとつ。

• 舌が暗い色をしている
• 舌の表面が割れている

上記のようなSOSが出て来たら、以下にご注意を。

 

黒色などの暗い色の場合、消化管、特に胃・十二指腸に炎症、または、潰瘍（かいよう）ができている可能性があります。消化器官が熱を持っている状態、ということに。

 

また、舌の表面に亀裂がある場合は、身体が乾燥傾向にあることを指しています。このまま続くと、不眠や便秘、さらに体内の塩分濃度も高まるため、高血圧や脳卒中の危険も高まります。

 

消化器官を働かせすぎていることと、消化器官をフォローしてくれたり、余分な熱を冷ましてくれるような野菜の、不足状態と予想されます。

 

その他に、色的に考えられるのは、免疫力の低下により、カンジダ菌が口の中にも増殖している可能性も。

 

また、抗生物質の服用による、口内菌のバランスが崩れている状態という場合も紫などの暗い色に。

 

タバコの吸いすぎでも、色の変化があるようです。

さて、お心当たりの程は？