髪のはなし(抜け毛やフケ、脂っぽい)

「抜け毛やフケが多い・・・」

とうい相談を受けまして。今回は、髪について、少し調べてみました。

 

そもそも髪は、毎日、7~80本抜けています。特に、春や秋といった、夏の暑さに備えたり、冬の寒さに備える季節に抜けやすくなります。そして、髪1本の寿命は7~8年程度。

 

20~30代で、白髪が増える場合は、若白髪ということで、腎臓が弱い、弱っている可能性が。

 

40歳を過ぎてからの白髪は、遺伝や老化による白髪が多く。マクロビアンのように、塩や海草などのミネラルを好んで食べている場合、必要以上に摂取することが白髪を増やす原因にもなると言われています。これは私の場合で。

 

その他に、髪の毛は、血液のその先とも言われていて、髪の毛が細くもろくなる場合は、何らかの原因で、貧血となり血液が全身に回っていない可能性があります。

増血を助ける食材 腎臓の機能を高める食材
稗(ひえ)・発芽玄米・ごぼう・金針菜・ゴマ・味噌・葛・プルーン・ナツメ・クコの実・梅干し・梅酢 

小豆・海苔・昆布・人参・大根(葉)・黒ゴマ・味噌・醤油・レタス 

脂っこい髪は、油脂過剰による膵臓や肺、大腸の弱りの可能性が

動物性食品の油脂(トロなどの脂身も含む)や、乳脂肪を含むものの過剰摂取は、膵臓や大腸、肺を酷使する原因になります。

 

それらの臓器の酷使は、脂っこい髪の原因となるようです。

 

大腸を酷使している場合は、下唇が荒れたり、縦皺が入ったり、ホクロができたり。脂っこい髪に、抜け毛もプラスされると、肺の弱りの可能性があり、乳製品の油脂がダメージを与えやすいと言われています。

 

いずれも、油脂分の過剰摂取によるため、それらの摂取を控えるとともに、それらを分解排泄してくれる食材を、積極的にメニューに取り入れましょう。

脂質の燃焼を手伝う食材 乳製品の消化を助ける食材
 白菜・菊芋・人参・ネギ(根)・カボチャ・粟・ゴマ・ハトムギ・きくらげ セリ・パセリ・バジル・にんにく・ブロッコリー・カリフラワー・レモン・葡萄・ワインビネガー・リンゴ酢・ペパーミント・シナモン・胡椒 

カサカサのフケと、べとべとのフケ

カサカサのフケは、栄養不足による貧血などの可能性が高く、べとべとのフケは、消化しきれていない脂肪が、老廃物として蓄積されている状態とも。髪の毛の生え際など、産毛の部分は、特に「大腸」をあらわしている場合もあります。

 

大腸は、加工品などの食品添加物や、焼しめた粉や脂に弱く、食物繊維を喜ぶ臓器。忙しくて、加工食品や外食が多くなると、弱る傾向にあります。忙しいスケジュールを、上手にコントロールして、自炊する時間を設けるか、ベジカフェなど、外食するお店を厳選することも視野に入れましょう。

 

貧血気味の場合も、穀物や野菜の力を借りて、造血しやすい食材をメニューに取り入れてみてくださいね。

参考書籍

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