肉を好んで食べない理由 ~ 感染症は動物から人間へ ~

私はここ5~6年、肉を好んで食べていません

なぜならば、その方が今のところ、お通じも体調もお肌も気持も、良好に保てることを実感しているから。

預診的な観点からは、動物性食品の過剰摂取が、「毛穴の黒ずみ」や、「ほうれい線」などのシワを深めるとも言われています。(注:預診は、必ずこうだというものではありません)

 

実は私、大腸にポリープができるまでは、お給料日になると、焼肉屋さんまたはお寿司屋さんへ、足を運んでいました。平日のランチも、会社の近くのレストランや定食屋へ出向き、お肉やお魚や卵、乳製品などの動物性食品を、ほぼ毎日、食べていました。当時は、これらをあまり食べなくなるなんて、全く考えていませんでした。

 

これだけ日常にあふれている食品を「食べない」という事は、お肉好きが多い現代人に、毛嫌いされることも多く(苦笑)。

 

今回は、肉を好んで食べない理由を、私なりに、3つほど挙げてみることと致します。

1つめに、感染症が「動物」から「人間」へ感染することが多い点

感染症と呼ばれるものの中で、感染経路が動物から人間へという流れがあったため、感染元でもある動物を体内に取り込まない方が無難だということ。この点は、久司先生の著書「THEマクロビオティック」にも、感染症のページに書かれています。

 

現在、世界に猛威を振るい始めている「コロナウィルス」も、コウモリを食べた蛇を食べてしまった事が原因とも言われています。

 

もちろん、感染症と呼ばれるものの中には、食べるという行為以外のルートから広がる場合が多々あることも確かです。私自身も昨年末、飛沫感染にて結膜炎を発症し、自宅待機(隔離)という、悲しい体験をしました。ちなみに、飛沫感染とは、くしゃみや咳などからおよそ2メートル範囲内にて感染するものです。感染自体も怖い存在ですが、発症後の「隔離」という環境が、人間から生きる力を奪う程の影響力を持つ場合もあります。

 

感染症を未然に防ぐために、うがいや手洗い、人の多い場所へは出向かないなどの一環として、一定期間「お肉を食べない」という選択肢もありなのではないかと思うのです。

2つめに、肉は、野菜などの植物よりも腐りやすい上に、消化しづらい点

昭和初期、動物性食品の広がりとともに冷蔵庫の歴史も始まっています。肉や魚は、野菜などに比べて、腐りやすいため、冷蔵庫の発明は、それらの食品の普及に大きく貢献したのではないのでしょうか。

 

腐りやすい=消化器官の中でも腐敗しやすいということに。肉の消化により、ガスなどの要らない毒素も体内で生成されるため、トイレで気になる「便のにおい」も異なるようです。

 

肉食動物のトラは、狩りで手に入れた餌を食べた後、2週間程度、狩りをしないと言われています。肉を食べる際には、お肉の消化を手伝ってくれる「草」も食べているとも。次にいつ食べる事が自分にとってベストなのか?、何と組み合わせて食べることがベストなのか?、無駄がなく、スマートな選択をしていると感じます。

 

人間が食物を消化する時間は、

  • 野菜が約2時間
  • ご飯などの炭水化物は約8時間
  • お肉は約12~24時間

と言われています。

 

お肉の消化は、他の食物に比べて、ものすごく時間がかかる(=消化器官への負担が大きい)食べ物と言えます。敢えて毎日食べていないトラは、自分自身を知っているが故に、賢い選択をしているのではないか?と思うのです。

3つめは、人間が食べるために動物を育てることで、地球規模で環境のバランスを崩しているのではないか?と思うから

私は農家出身なので、祖父や祖母が、米や果物を育てる傍ら、肉牛を数等育てる姿を見てきました。牛を飼うことに伴う、裏方作業や家族事情など、それを見た事のない人よりは、その大変さもわかっているつもりです。

 

一方で、動物を育てることが目的で作られた「穀物」などを、動物ではなく人間が食べることで、かなりの数の飢餓の人が、救われるとも言われています。既に食べ物は足りるほど生産されている。田畑開拓による行き過ぎた自然破壊。牛のゲップの話も有名ですね。

 

いろいろ説がありますが、どの話も火のないところに煙は立たぬで、それなりに正しいのではないかと思うのです。

 

ここでひとつお伝えしたいのは、私は、動物愛護家ではありません。

 

ただし、動物が殺傷されるシーンは目を伏せたくなります。それは、その動物の痛みを、表情や声などから感じてしまうためです。ですが、生きている物(=植物も含め)は全て、尊い命の火を燃やしていると考えております。毎日いただいている米も野菜も昆布も椎茸も、みな、本来は子孫を残したいし生きたいはずで、それを口や目や体で表現できているのが、人間を含む動物だという視点も忘れないようにしています。そのため、食べる際には、食べ物全てに対して、それらから生きるエネルギーをいただいていることに感謝しながら、なるべく無駄のないようにいただく事を意識して、食べています。

 

 

もっと細かい理由は色々とあるにせよ、この3点が、お肉を好んで食べない理由です。

 

特に、世界的に感染症に敏感なタイミングのため、これを機会に、毎日永遠にとは言いませんが、お肉を食べない日を数日設けて、ご自身の身体で試してみるのも良いかもしれません。

 

ちなみに「感染症」に関しては、肝臓・胆嚢などの解毒作業を行っている臓器の弱りも、関係している可能性もあります。アルコールの「飲みすぎ」に注意しつつ、肝臓・胆嚢が喜ぶ食材(温州みかん、春菊、ニラ、パセリ、酢の物など)を、いつものメニューに加えてみることもオススメです。

また、穀物菜食のみの場合に、不足しがちなビタミンB12は、海苔などで補うことも大事なポイントでも。

 

お肉を好んで食べなくなって、変わったことについては、また、そのうち記事にさせていただきますね。

それでは、素敵な1日をお過ごしください。

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