01日 3月 2020

頬の赤らみの、もう1つの理由

お化粧をしっかりする派？しない派？

女性であれば誰もが、綺麗でありたい、きれいな彼女、妻、母、自分でありたいと願うもの。そして、結果的に殆どの女性がとる行動は、着飾ったり、化粧をしたり、ダイエットをしたり。

それらが悪いこととは言いません。

むしろ、好きな異性ができるお年頃の女性であれば、そうならずにはいられないし、そうならない方が、周りに心配される事すらあります。

若い頃の私も、きれいな肌にあこがれ、様々な化粧水などを手にとっては、試しました。テレビや雑誌や店員さんや知り合いが良いと言っているものを。ただし、「化粧」に関しては、下手だったことが幸いし、時間をかけて熱心に化粧をするまで、のめり込むことなく現在に至ります。

母親や異性の上司などから、「もう少し、ちゃんと化粧をしなさい！」と言われるほど、あっさりした化粧技術で、終了しております。

女子なら誰もが行っている行為、「お化粧」が、女性の肌を弱らせ、炎症を引き起こしている可能性がある、ということをご存じですか？

素敵で真面目な受講者さんに、背中を押されまして・・・

預診タイムに足を運んでくださる受講者さんからも、しばしば声の挙がる症状に「顔の赤らみ」があります。

少し前に、預診blogにも、心臓・小腸の弱りが赤らみに関係しているという話を書きました。

→記事はこちらからどうぞ

自分のことだと、つい後回しにしがちなのですが、昨今特に、女性の肌に関心が高く、その事について学ぶ労力を惜しまない人の多くが、「美容」系のお仕事に就いている素敵女子。

そんな受講者さんが少しずつ増えるに従い、受講者さんより肌について鈍感なのは、教える側として申し訳ない、そう考えるようになりまして。

そこで手に取った本が「肌の悩みがすべて消えるたった１つの方法」。

今までの私には絶対に「ない」行動です（苦笑）。2012年に出版されている書籍ですが、翌年2013年の時点で、8刷。と言う事は、ご存じの方も多いかと。

その冊子には、美容形成外科医の宇津木先生の、意外な1つの提案、

「化粧品をやめれば、肌はみるみるきれいになる！」ということが事細かく書いてありました。肌のトラブルがあった際に、塗っても良いのは「ワセリン」くらいだといった事も。

言われてみれば、最近はあまり肌荒れしていないぞ！

化粧をあまり重視してこなかったことが幸いしてなのか、20～30代の一番肌を気にしていた頃よりも今の方が、すっぴん肌が、さほど荒れていない事に気付きまして。

「健康」と「食事」を意識して生活してきたことの副産物として、こまめに真面目にお化粧をしてきた女性より、肌荒れが少ないのではないか？と。

もちろん、日々食べているもので細胞が再生されますので、食べ物に気を遣ってきたことが肌荒れを防いでくれていたのも確かですが、もしかすると、それ以上に、化粧品をあまり使わなくなった事も大きく影響していたのではないか？と。

私は、比較的ゆるく、玄米菜食を取り入れることで、体調管理をしてきましたが、師匠や、もっとまじめに取り組んでいる方々は、もっと厳格に、生活自体をシンプルにしています。

顔や体や髪を洗う際に、石鹸類は使わなかったり、自身の皮膚をしっかり信じているので、身体をこすって洗い流すこと自体していなかったり。代わりに、肌に適度な刺激を与えるために、寒風摩擦を行っていたり。寒風摩擦についてはありませんでしたが、皮膚の再生治療を知っている医師が推奨している肌に良い方法も、ほぼほぼ同じだったということにたどり着きました。

予防医学的や自然療法などの考え方はたいてい、西洋医学の考え方と正反対のことが多いので、この内容には正直、驚きました。受講者様の事を考えて、手に取ったとはいえ、すごい１冊を読ませてもらった！と。