今日は久々に、マクロビオティックの陰陽の定理のおさらいを。
定理11
陰は陽を生じ、陽は陰を生ず
マクロビオティックを学んだ人は、体の状態をできるだけ中庸に保つことで、「元気」になるように心がけています。
中庸の状態をなるべく保つことで、何か特別な外的要因がない限り、または外的要因があったとしても、精神や体の状態を平穏に保つことができるため、カッカせずに、くよくよせずに、穏やかに自分らしい判断ができ、充実した1日を過ごせます。
とは言え、「一物も中性なるモノなし。必ず陰又は陽の多寡あり」という定理も。完全に中庸の状態にすることはできず、陰か陽、何れかに傾いているということもお忘れなく。これは、どうあがいても個性があるということに。
中庸をあまり意識せずにいると、いつの間にか陰や陽が極まることも。極まることにより、陰陽が反転してしまうというのが、今日の定理11。
なかなか、イメージがわきにくいですね(苦笑)
「マクロビオティックの陰陽がわかる本」には、これを平和と戦争に例えています。
確かに、平和すぎてつまらないと感じている場合は、事を荒立ててかき回したくなるようで、何かにつけて事を大きくしようと働きかけます。これが、陰極まっての行動ではないかと。
事が大きくなった場合でも、ずっとその状態が続くものでもなく、ある程度事が動いたら事を静めよう、落ち着こうという動きも出てきます。これが、陽極まっての行動。
世界、地域、会社、親族、友達、家族、などなど、このような風景に思い当たることも多いのでは?
そして、このような出来事は、各個人や環境の極まった状態から発せられますが、たいてい周りも巻き込んでしまう結果に。
せっかくですので、これらのパワーは、平和と戦争ではなく、もっと有意義な物事に利用して反転して欲しいと願う昨今でもあります。
私自身にも言えることですが、
自分自身をしっかり持つことで、これらの一時的な動きに惑わされず、冷静に物事を判断できるように、日ごろから心がけたいものです。
ということで、
自分自身をなるべく中庸に保つために、中庸に近い「穀物」をよく咀嚼しつつしっかりいただいて、それらをいただけていること、そのような環境であること、作ってくれる人、運んでくれる人、穀物自体にも感謝する気持ちを忘れずに。
なんだかちょっと宗教っぽいですが、宗教ではありません(笑)
今日も素敵な1日となりますように・・・
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