ちょっとしたお誘いがあり、千葉の成田近隣の田んぼで、糠(ぬか)播きのお手伝いをして参りました。
実家の畑も、より作物が育つように、米糠やもみ殻を土に混ぜて土づくりをしているようですが、田んぼにも使うという方法があるのですね。
さて、「糠」とは、玄米についているもので、精米し白米にした際に出る粉末状のもので、実は栄養分の宝庫なのです。
ネットで調べてみましたが、ビタミンB1は白米の約20倍、食物繊維はほうれん草の約10倍、お米全体の7割以上ものミネラル分を含んでいるとあります。
主な栄養は、
・ フィチン(結石、歯せき予防)
・ イノシトール(脂肪肝、脂質異常症に効果)
・ フェルラ酸(ポリフェノールの一種でメラニン生成の抑制や紫外線吸収機能による美白効果、酸化防止、高血圧予防効果があるとされています)
・ オリザノール(コレステロールを低下させる働き、自律神経を整える)
・ 食物繊維
・ ビタミンB1(脚気予防、代謝向上)
・ ビタミンB6(脂肪の燃焼)
・ ビタミンE(抗酸化作用)
・ ミネラル(カルシウム、鉄など)
など。
昔からある糠漬けは、野菜を長期保存できるようにしているうえに、栄養素もプラスしていることになるので、非常に効率的に野菜を摂取するための昔からの知恵だったのかもしれませんね。
かなりな強風の中で作業したので、播いたはずの糠が自分にもかかりながらでしたが、久々に田んぼのぬかるみ具合を体験し、心も体もリフレッシュできた気がいたします。
お昼に古民家カフェに立ち寄りまして、そこで熊本の「野草混合茶」というものを発見。早速買って帰りまして。
今の季節、体が必要としていそうでしたので、購入してみました。煮出して飲むお茶のようです。
ほうじ茶、びわの葉、アロエ、スギナ、大麦、垣通し、黒豆、柿の葉、ハブ、とうきび、桑の葉、クコの葉、霊芝、クコの実、おおばこ、イチョウ葉、熊笹、あまちゃづる、どくだみ、ハトムギ、シモン、ギムネマ、はま茶、甘草。これでもか!というほどの野草たちが、漢方みたいにブレンドされています。
どんな味なのでしょう?味についてはまた次回にでも。
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