その旨味はだしにあり

葛仕立てのお吸い物を帰宅後復習してみました。昆布としいたけのおだしに、塩とお醤油と生姜のみのシンプルな味付けなのに美味いのです。暖かくなってくると、味噌汁が重く感じることも。朝食はお味噌汁だったとしても夕食は少し軽くしたい、そんな時はお吸い物をぜひ。
葛仕立てのお吸い物を帰宅後復習してみました。昆布としいたけのおだしに、塩とお醤油と生姜のみのシンプルな味付けなのに美味いのです。暖かくなってくると、味噌汁が重く感じることも。朝食はお味噌汁だったとしても夕食は少し軽くしたい、そんな時はお吸い物をぜひ。

助手見習い3回目のお仕事を終えて帰宅しました。諸々を忘れないように、月1回は見習い仕事をしようと勤しんでおります。そして、心地よく、クタクタです。

 

野菜を1つ1つ丁寧に洗うところから、おだしをとった昆布の後処理、機材の手入れ、足りなくった調味料の補充方法などなど。

 

助手見習いとなると、受講生だったころの忙しさとはまた別にやることが沢山ありますね。これをこなしながら講師の先生方の手となり足となる助手さんの存在の大きさをあらためて感動している昨今です。

 

そして、スクールで食べるお食事が、当たり前ではありますが、安定して美味しいことと、一度に大勢のおだしを作るため、使う昆布やしいたけの量が半端なく多いということに、今更ながら気付いたのであります。

今回の見習いの回の授業の予習でつくったショソン。実は自分が初級だったときは、たまたまこのメニューに当たらなかったので、初めてのチャレンジ。でもほろほろ崩れる全粒粉入りの地粉(国産小麦=中力粉)でつくるパイ生地のような皮が、なかなか美味く。中身は南瓜がなかったので、オレンジピール(有機伊予かんの皮を米飴と煮詰めました)と甘酒を混ぜた小豆餡で。オレンジと小豆が合うのか?疑問に思いながら、でももったいないからと試したら、これがなかなか美味しく。小豆が余っているので、近日中にもう1回作ろう!と決意しました(笑)
今回の見習いの回の授業の予習でつくったショソン。実は自分が初級だったときは、たまたまこのメニューに当たらなかったので、初めてのチャレンジ。でもほろほろ崩れる全粒粉入りの地粉(国産小麦=中力粉)でつくるパイ生地のような皮が、なかなか美味く。中身は南瓜がなかったので、オレンジピール(有機伊予かんの皮を米飴と煮詰めました)と甘酒を混ぜた小豆餡で。オレンジと小豆が合うのか?疑問に思いながら、でももったいないからと試したら、これがなかなか美味しく。小豆が余っているので、近日中にもう1回作ろう!と決意しました(笑)

 

マクロビオティックの素敵なところは、食材を作ってくれる人に感謝し、それを運んでくれる人にも感謝、更にはその穀物や野菜が育つ環境に感謝して食するため、なるべく捨てずに、使えるものは再利用し、全部食べるという姿勢があること。

 

土鍋や圧力鍋についた玄米ご飯をお湯で煮溶かして飲んだり、だしがら昆布も、だしがらしいたけも、冷凍保存などで他の授業の際に具として利用したり、授業中に別の献立に利用したりして、なるべく全部食すように仕上げます。

 

野菜も洗う作業に重きを置いているので、なるべく上から下まで皮ごと丸ごと食べようとします。

 

ある意味超エコなお料理と言えます。

 

食糧が思うように得られなかった昔からの姿だと思うのですが、食べ物があふれている消費社会の現代では、ここまで丁寧に食べ物と向き合う姿は、ほとんどないのではないでしょうか。

 

我が家の味と、スクールの味、この違いが何からくるのか、しっかり把握し、自分の料理にも取り入れていこうと心新たに。

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