久しく旅行というものをしていませんでしたが、急きょ、南伊豆下田へ。母と2人、昨今さぼっていた親孝行旅行を。
あいにくの寒い雨降りな下田の海でしたが、海の見えない場所で生まれ育った私にとって、
- 海の見える部屋
- 海の見えるお風呂
- 波の音が聞こえる
というロケーションは、テンションアップの要因に。
ですから、雨降りでも構わず、露天風呂を堪能させていただきました。
親孝行と題して動きましたが、自分自身もかなり満足な1泊に(笑)。
雪の中の熱い露天風呂も、なんとも言えない気持ちよさがありますが、雨に打たれながら、それほど強くない海風にもあたりつつ、寒くならない程度の露天風呂に入るのもまた、おつなものだと。
雪の中の熱い露天風呂は、極陰と極陽な入り方なので、体に負担がかかり、そんなに冷たくない雨と風にあたりながらの若干ぬるめの露天風呂に入ることは、中庸寄りな入り方だろうなどと考えながら。
ということで先週は、マクロビオティックと縁遠い日を過ごした1週間に。
お礼に?母から「リンゴ」が送られてきたのですが、近所の人が作っている蜜がたっぷり入った「ふじ」。
その下は、、近所の人からもらった渋柿を日に干した干し柿。
「果物」は果糖なので、マクロビの陰陽でいうと陰性寄りの食物。よって、たくさん食べすぎることで体を陰性にしすぎることに。
ということで、マクロビオティックでは、好んで果物を食べません。
ただし、果物の中でも、寒い北の地域で育つリンゴは、中庸寄りな果物の1つ。時々、お子様向けのお手当やおやつに、砂糖の代わりに、リンゴジュースを利用することも多いのです。もちろん、使う場合は、できれば、添加物が入っていない100%果汁で、リンゴ自体も農薬を使わずに育てたものが理想です。そのような条件をクリアしているリンゴジュースは、なかなかありませんけれど。
腸の調子が悪い際に、葛湯などを飲むと良いと言われているのですが、お子様の場合、甘味の強くない葛湯だと飲みたがらない傾向にあるので、少しでも飲んでもらうための対策として、リンゴジュースに葛を浸し、火を入れて葛湯もどきにして飲ませるという方法も。
葛の量により、甘味の少ないパンケーキなどに回しかける甘いソースにもなります。
これに比べて、南国で採れる甘い果物は、同じような甘味でも、体の熱を冷ます役割も持っているので、秋から冬にかけては、極力避けた方が良い果物ということに。季節や体調を見て、あなたにとってその食べ物が食べ時なのかを見極めましょう。
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