「実は頭痛持ちでもあるんです」そんなお声をいただきまして
今回は、頭痛について、私なりに少し、調べてみました。
実のところ、私自身も、5年くらい前まで、いつのころからか偏頭痛持ちになっていた過去があります。ふた月に1回程度でしたが、しんどい頭痛になり、あまりひどい時は、会社を休むほどに。
他の部位の痛みの場合は、我慢しながら仕事もできたりしますが、歯痛と頭痛だけは、痛み始めると仕事に集中することが難しく。
当時は、単にストレスやそういう体質だから仕方がないと自分に言い聞かせ、あまり重要視していませんでした。
それらを治すために、マクロビオティックな食養を習ったり実践したりしたわけではありませんが、結果的に、定期的にあった偏頭痛が、ほとんどなくなっていることに気付きまして。(その他、生理痛や、口内炎、口周りのニキビもほぼない状態に)
ということで、頭痛も、何かしら「食養」に関係しているのではないのか?と。
頭痛に関係していそうな臓器とは?
頭痛は、以下のような臓器に関わっている可能性がありそうです。
- 目の奥の痛み(膀胱)
- 両サイド、後頭部の頭痛(肝臓)
- 頭痛(小腸)
小腸は、特にどこという頭痛の部位の特定はなく。
マクロビオティックの望診を世界に広めた、久司道夫氏の著書(THE MACROBIOTIQUE)によると、
頭痛は、頭痛が起こる直前にとった飲食物に起因していて、エネルギー的観点から診ると、頭痛の部位によりおおよそ4種類に分けられるとも。
- 前頭部:極陰性食品過多による、鋭い痛みが多い
(副鼻腔頭痛、連続性頭痛など) - 後頭部:極陽性食品過多による、締めつけられるような痛み
(緊張性頭痛など) - 側頭部:およそ脂質過多による
(肝臓や胆嚢の弱りによる頭痛で、左右により陰陽が異なる) - 中心部:およそタンパク質や脂肪の過剰による
(締め付けられるような痛み)
・その他:
鈍痛(刺激物過剰による)
冷たいものやアルコール類の過剰による
薬物やサプリメントの過剰による
(THE MACROBIOTIQUE より抜粋)
どれも、偏って過剰に摂取しすぎた物が、頭痛のトリガーになっているようです。さて・・・お心当たりは?
頭痛の陰陽は?
眉間の頭痛は陰性寄り、その他後ろ側の部位(側頭部、後頭部、頭頂部など)は陽性寄りとなります。
頭痛の他に、肘・肩・喉・顎・歯などが痛むという症状も併せてある場合は、もしかすると、小腸が弱っているまたは、もともと弱い可能性があるようです。
いずれにせよ、頭痛持ちで、何かしら心当たりがある場合は、
頭痛になる前に、よく摂取していた食物を、今一度振り返ってみて、その原因となっていそうな食物の摂取を控え、様子をみることをオススメいたします。
ちなみに過去の私は、前頭部の頭痛(陰性寄りの頭痛)で、目の奥の痛みに近いものが、定期的に起きていました。振り返ると、当時は特にパソコンの前にて、長時間仕事をしておりましたので、夕方を過ぎた頃から、コーヒーと社内に常備されているお菓子の販売箱から買ってきたお菓子類を、見事にたいらげておりましたので、それらのコーヒーとお菓子による陰性過多が原因だったのだろうということに。もっと早く知っていれば・・・と思う今日この頃です。
「頭痛」や「便秘」や「口内炎」といった身体の身近な症状が、実は、腸などの内臓からの、とても大事なSOSだったりします。「いつものことだから・・・」と、そのままにせずに、今からでも、内臓を労わる習慣をぜひ!
コメントをお書きください