抜け毛のはなし

● 頭の部位と臓器の関係

円形脱毛症になったことがあって」

「その部分だけ丸く白髪になったことがあって」

というお声をいただいたので、頭部について、少し調べてみることに。

 

遺伝などで本人の意思では何ともできない場合もありますが、預診(望診)的な観点からみると、ストレスなどにより、または普段無意識に選択して食べてしまっている、「食材」やその「摂取量」による影響が大きのではないかと考えます。

 

頭部を臓器でわけると、

  • おでこの上のあたりから、もみあげの前のあたりにまで、頭の前面は、腎臓・膀胱・排泄器系とその機能
  • もみあげの耳側の部分から耳を囲む側頭部分は、肺・大腸とその機能
  • 頭頂部分一帯は、心臓・循環器系・小腸とその機能
  • 後頭部は、肝臓・胆嚢とその機能
  • 側頭部と後頭部の間の側面にある部位は、脾臓・膵臓・胃とその機能を

それぞれあらわすと言われています。

● 根元と毛先

髪の毛の伸びる速度は、季節により若干異なるようで、秋から冬にかけてはゆっくりと、春から夏にかけてはそれより早く伸びるようです。そう言われてみれば、髪の長さが気になり出し、美容院へ行きたくなるタイミングは、気温が暑くなるという要因もありますが、春から夏にかけての方が多いようにも思いますね。

 

髪の毛の根元の部分は、頭皮の表面の状態をあらわしやすく、髪の毛の毛先の部分は、身体の内側の部分をあらわすと言われています 。例えば、毛先にできる枝毛は、陰性食品(甘いものや果物、油脂類、ジュースや清涼飲料水、アルコールなど)の過剰と、良質な食物繊維やミネラル不足状態の体内のあらわれとも言われています。

 

また、相談のあった「白髪」ですが、年齢とともに自然に起こる症状でもありますが、栄養失調や、陽性過多により身体が収縮することで増える場合もあります。

 

例えば、私の場合、もともと白髪の家系ではありますが、マクロビオティックをやり始めてからいつの間にか一気に増えた経緯があります。体内を陽性過多に傾けるには、極陽でもある動物性食品、または長時間煮込んだ野菜料理に加えて大量のミネラルを摂取し、新鮮な野菜を摂取しなかった場合などでも作り出すことができます。白髪が一気に増えた当時、スクールで習ったマクロビオティックなお料理をよく食べていたのですが、「私にとって」それらの調理方法や食材が、陽性すぎた結果だったと、反省しております。

 

また、東北出身なのでで、塩気の多い、よく煮込んだ料理を好んで食べる傾向も、それに拍車をかけたのでしょう。

 

マクロビオティックな食事が原因ではなく、自分の状態をよく理解せずに、偏って摂取しすぎた結果、白髪が一気に増えたということになります。

 

白髪をこれ以上増やさないためにも(苦笑)、特に自分自身の「陰陽」具合を、常にわかってあげて、それに準じて臨機応変に食事を楽しむ姿勢がとても重要という点に、気づかされました。そして、自分自身の体内の陰陽は、誰かに聞いてわかるものではなく、自分の内側としっかり向き合うことで、初めてわかります。

 

もちろん、医師や専門家に、おおよその助言を求めるのも、ひとつの手段ではありますが、最終的に頼れるのは、ご自身の感覚となることを忘れないようにしたいものです。

ご自身の体調の陰陽がわからない場合は、体調チェッカーをお試しください。おおよその体調の陰陽をチェックできます。

→体調Checkerを試してみる

体調の陰陽は、体調チェッカーの結果が、

 

  • 良好=★中庸
  • なよっている=▽陰性寄り
  • 生き急ぎ過ぎている=▲陽性寄り

 

となります。

英語表記のままで、結果は、一番割合の高いものをご参考くださいね。

● 抜け毛

本題の抜け毛についてですが、頭部全体という場合もありますが、抜ける部位は主に、前頭部と頭頂部、大きく2ヶ所に分けられます。

 

前頭部の抜け毛は主に、

陰性の飲食物の過剰による組織の拡張が原因と言われています。

飲み物全般が陰性の飲食物にあたりますが、果物やジュース、清涼飲料水、アルコール類、砂糖菓子、甘いもの、刺激物(香辛料なども含む)、化学物質、生野菜、熱帯原産の野菜(ナスやトマトなど)などです。食べてはいけないというのではなく、ご自身の身体の現在の状態と、それに対する許容範囲を超えて摂取している、またはし続けている場合に陥りやすく。

 

これらは、心臓などの循環機能や、水分などの排泄機能を持つ腎臓とその対になっている臓器でもある生殖器の能力が下降している可能性もあらわしています。陰が極まってきますので、精神的には知性的で現実的ではない傾向にあるようです。

 

また、頭頂部からの抜け毛は主に、

陽性の飲食物の過剰で組織が硬くなることが原因と言われています。

お肉やお魚、乳製品などの動物性タンパク質や重い飽和脂肪、塩や乾燥食品などが挙げられます。

 

心臓や肝臓、膵臓や生殖器に、脂肪と粘液の蓄積が集中し、筋肉と組織が硬くなる傾向にあるため、心血管障害や慢性的な消化トラブルが起こりやすいとも言えるようです。

 

精神的には、陽が極まってきますので、積極的で現実的な傾向にあるようです。

 

一定の部位に起こる抜け毛(円形脱毛症)は特に、その部位と関係している臓器の一時的な異常を示している可能性があるようです。

原因は、前頭部や頭頂部の抜け毛の原因となっている食品と同様で、それらのいずれかを過剰に摂取したことによるあらわれと言われています。

特に脱毛部分にかさつきや乾燥がある場合は、動物性脂肪の排泄の可能性が高いとも。

 

部位の確認と、それができた頃、多く摂取してしまった食品について、今一度振り返ることと、それらの食品の摂取を控えるとともに、それらの排泄を促す食材や、弱っている臓器を労わる生活に切り替える必要がありそうです。

参考書籍

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