豆を食す~ Let's eat beans~

ファラフェルをつくる

私事ではありますが、少しゆっくり過ごすことで、心身共にリフレッシュされつつある10月月初となりました。

 

久々に自分を解放して、美味しい物を食べにぶらり外出する事も増えまして。美味しい物を食べると、それに刺激されて、台所に立つ時間も長くなりまして。お料理をしながら、掃除をしたり洗濯をしたり、かなりサボっていた主婦業にも労力を注げるようになり、心身ともに幸せなひとときを過ごしております。時には、あくせくがんばりますが、「日々起こることに感謝しながら、つつましく生きること」に限るな~と、つくづく。

歳のせいかしらと・・・(苦笑)

 

夏の暑さが苦手な私にとって、春や秋は、ありがたい季節でもあり。

特に、大好きな冬が近づく秋は、自分らしいやる気が出やすい季節でも。

 

 

ビーガングルメ祭りでも食した、ひよこ豆のファラフェルを作ってみたくなったので、いつもどおり、かなりアバウトに、作ってみました!

 

使った調味料は、マクロビオティックではほぼ使わない香辛料の「クミン」と「コリアンダー」と、「塩」のみ。とてもシンプルなお料理だと実感です。

マクロビオティックな陰陽でみると、香辛料は、広がりを見せる「香り」が強いことからも、拡散性の強い陰性な調味料となります。浸水している点では陰性寄り。熱を通す時間が煮込み料理などに比べて長くないことから、こちらも熱を加える点では陽性を加えていますが、煮込み料理より陰性寄りの仕上がりとなります。

 

ヒヨコ豆を一晩浸水し、調味料とともに撹拌し、胡麻油と菜種油を敷いたフライパンにて、揚げました。調味料の量は、いつもの私らしく、なんとなくこんな感じかな?程度の目分量にて(この目分量がアバウトすぎるため、二度と同じ味にならないことが多く)。

 

簡単な作り方で、短時間でできましたが、歯ごたえがあり香ばしくて美味しく。

ヒヨコ豆でできるなら、大豆でもできるのでは?と思い、同じように大豆でも試してみました。

 

それなりに美味しかったのですが、炒り大豆と近い味のため、塩以外の香辛料は、大豆に合ったものに変えた方が美味しいかもしれない?と。次回は、紫蘇の葉や実、山椒や梅肉などを混ぜるのはどうかな?と、少し考え中です。

参考資料

↓桜澤氏の名言より↓

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スープが恋しい季節になりますね

9月に、「塩抜き」をしてから、食事が更に美味しく感じるようになりまして。特に、野菜やキノコ類などの具だくさんスープは、味噌汁をはじめ、ほぼ毎日飲むようになりました。

 

そのためなのか?お通じも、

快調すぎて驚くほどに・・・(苦笑)

 

→お通じのはなしはこちらも「お便りのはなし」

 

これからは特に、あたたかいスープが身体に染みる季節となりますので、酸化しきっている即席スープではなく、煮込むという時間はかかりますが、調理的にはとても簡単で、しかも美味しい「スープ」を、ぜひ食卓に取り入れてみることをオススメします。

 

わが家のスープのお出しは、

以下の具材をその時の気分で選んで使っています。

  • えのき(きのこは卵類のデトックスに。ただし陰性なキノコの中でも陰性寄りのきのこ)
  • 干し椎茸(きのこの中では日に干した分、陽性寄りのきのこに)
  • 切干大根(水で戻さずに、さっと洗ったものを煮込み、お出しに)
  • 野菜の煮汁(おひたしや温サラダにした際に出たもの)
  • 昆布(外気が寒くなったら、陽性さをプラス)
  • 玉ねぎ(甘味がプラスされるのと、デトックス効果も期待大)
  • ネギ
  • セロリ(血液浄化もしたくなったら)
  • ローレル(これが入ると洋風な仕上がりに)
  • ゴボウ(陽性さのほっこりするおだしに)

 

スープの具材の1つに、栄養価を高めたり、食感を楽しむための具として、「穀物」や「豆」を入れることもしばしば。穀物では、飲みきる場合は玄米を、そうでない場合は、比較的早く煮あがる「アマランサス」や「キノア」、暑い日は「ハトムギ」や「トウモロコシ」なども美味しく。

 

ファラフェルづくりに欠かせない「ヒヨコ豆」はもちろん、浸水時間の要らない「レンズ豆」、身土不二の考え方から日本に合ったスープとしては「大豆」や「小豆」「うずら豆」「枝豆」なども。

 

乾燥豆の場合、浸水という下準備が必要となることが多いお豆ですが、飲み応えのあるスープの具材としては、入れておきたい食材でも。

豆の陰陽▽▲

4種類の豆を比較すると、以下のような陰陽具合となります。

(参考資料:いちばんやさしいマクロビオティック

【陰性▽】 黒豆 ― 大豆 ― 小豆 ― ヒヨコ豆【▲陽性】

黒豆と小豆は、利尿効果を持つ食材なので、腎臓・膀胱の弱りがある場合の食養としても、使われる食材。腎臓硬化などの陽性寄りの症状の場合に、黒豆を甘酒で、小豆を米飴で少し甘味を加えたものを食べたり、醤油を加えずに「大根おろし」を水で薄めたものをあたためて飲む(食べる)という食養も。

参考書籍

参考資料

お通じのはなしは、以下音声もどうぞ


豆の栄養素比較グラフ

食養的に、スープに使った豆の陰陽具合が少し気になりまして、私なりに調べてみました。

 

 

食材の陰陽は、その成り方(見た目、長さや、特徴)や味、大きさ、香りの強さ、カリウムやナトリウムの割合などで判断します。特に、「カリウム(▽陰性)」の含有量が、その豆の陰陽を大きく分けているようで。

上グラフは、ひよこ豆レンズ豆花豆小豆、いんげん、そら豆、うずら豆黒豆大豆、落花生などの豆、100g中の栄養素の含有量の平均を「1」とした、比較グラフ。タンパク質、炭水化物、カリウム、脂肪、カルシウム、鉄をピックアップしました。

 

例えば、寒いお正月あたりに大活躍する「黒豆」は、「大豆」と同様にカリウムが多いため、陰性寄りの豆となります。比べて、ヒヨコ豆や小豆は、少し陽性寄りの豆に。

 

豆はいろんな分類方法があるようですが、含有量で分けられているのが、タンパク質・炭水化物・脂肪の多少による分け方が主流のようです。

 

陰性が強い黒豆大豆は、タンパク質とカリウムが両方それなりに多い食材。ヒヨコ豆小豆は、炭水化物が多いけれど、カリウムが大豆や黒豆に比べて少ない豆でも。

 

なんとなく気になってしまったので、各豆のタンパク質、炭水化物、カリウム、脂肪、カルシウム、鉄の要素をグラフにしてみたところ、それぞれの特徴が少しだけ、わかりやすくなったかなと。

 

調べてみて少しびっくりしたのは、思った以上に落花生に脂肪が多い点。白いニキビや、口角の荒れなど、油脂の過剰による症状が出ている場合は、控えた方が良さそうですね。

 

また、「大豆」製品でも、液体でもある豆乳は、固形物をそのまま食べるより陰性寄りで、大豆を塩で味付けし長時間発酵させた味噌は陽性寄り、といったように、調理過程・製品過程により、同じ大豆でも更に陰陽が分かれる点も面白く。

 

そして豆類は、それぞれがそれなりに「タンパク質」を含むため、その消化を助けてくれる野菜(大根やキャベツ類)も、スープの具材にしたり、サラダとして一緒に食すこともぜひ。