- お風呂に入ったわけでもないのに、風呂上がりのように、頬のあたりが赤らむことが多い
- 鼻の頭の毛穴の開きが気になる
- 最近血圧が高くなった
という症状に、身に覚えがありますか?
これらの症状は、もしかすると、心臓を働かせすぎているあらわれかも?しれません。思わずドキッとした方は、以下の項目もチェックしてみましょう!当てはまる項目が多いほど、その可能性が高く。
□ 動悸・息切れ・不整脈
□ 鼻の頭の毛穴が気になる
□ 鼻の頭にニキビやイボ、シミがある
□ 寝つきが悪いなどの睡眠障害
□ 鼻の先が割れている(2つに割れている)
□ 冷えやのぼせがある
□ がんばりすぎる
□ 熱中症になりやすく、夏が苦手
□ 舌先が赤い
□ つい苦いものに手が伸びる
□ 顔が赤らむ、テカる
□ 口内炎がある
(消化器官の弱りの症状でもありますが、心臓の弱りの際にもあらわれやすく)
心臓の弱りは、狭心症や心筋梗塞、静脈瘤や心臓肥大など、ほうっておくと大事になりかねませんので、気づいた時点で、早速にでも対策をとりたいものでも。特に、子育て中のママや、高校生や大学生などのお子様をお持ちの働き盛りなパパなど、家族にとって、急に倒れられたら困る人ほど、これらの症状に真剣に向き合いたいものです。
小指の掌(薬指側)にシミやホクロ、イボがある
心臓の経絡は、小指の掌側で小指の内側に流れています。
ちなみに、経絡とは、気の流れのこと。
このラインに、ホクロやシミや、イボのようなものがある場合は、心臓または小腸が弱っている可能性が。
小腸は、小指の甲側且つ外側に経絡が流れています。
→小腸が弱っている場合については、こちら「掌の湿疹」の記事もご参考ください。
心臓と小腸は、対の臓器でもあるので、どちらか片方が弱ると、もう片方も弱らせる場合があり、その逆もあり。
症状別で診ると、原因となっている食品におよそ検討をつけることができます。
シミは、陰性食品(甘い物、砂糖、果物、清涼飲料水、アルコール類、薬など)過剰による排泄。
ホクロは、タンパク質や脂肪、炭水化物の過剰によりできる複合炭化物で、主に、炎症を起こしやすい臓器の弱りを表しています。
イボは、何かしらの食品を偏って摂取し続けている場合にできやすく、好きなものを好きなだけ食べられる環境下にいるような人にできやすく。本来できる部位は、関係ないとされている症状でもあります。ですが、実際に、私や私の身近な人のイボを見ると、できる部位がある程度決まっていそうだと、感じています。(例えば、糖尿病の場合に、膵臓の弱りがあらわれる目と目の間の辺りにイボができたり、眉尻辺りのイボが、40肩の前兆として三焦の弱りをあらわしていたり)
さて、お心当たりは?
心臓・小腸の弱りのお助け役は?
- 色で言うと「赤色」
- 味で言うと「苦味」
の食材が、これらの臓器の活動をフォローしてくれます。
弱っている人の特徴として、それらの臓器にしっかり働いてもらうために、「苦味」を欲っすることが多いため、ついビールなどに手が伸びる傾向に。
逆に、働かせすぎて弱っている場合は、それらの臓器のブレーキ役でもある「辛味」を欲することもあり、無性に唐辛子などをかけて食べたくなるなど。
そして、ビールや唐辛子は、陰陽でみると、極陰や極陽に近い食品です。
ということは、それらを消化するのに、消化器官に負担をかけやすく、弱っていない他の臓器にも影響を及ぼしかねないということに。
苦味を欲した場合は、ビールよりもゴーヤやピーマンなどの夏野菜や、青じそ、カブなどの野菜の苦味を。辛味を欲した場合は、玉ねぎや大根、ネギや春菊、生姜など。
身体は正直者なので、無意識に、必要な味を欲しています。
ただし、誤解しやすいのが、脳からの食の欲求。
過去に食べて楽しかった記憶や、みんなで食べたから美味しかった記憶など。
記憶から来ている食の欲求は、たいていは、ストレス解消にはなるかもしれませんが、内臓への消化負担を大きくしてしまうものが多い事を、お忘れなく。「脳」ではなく、「腸」からの欲求に、いかに敏感になれるか?が「健康」の鍵となります。
もしかして・・・と感じた方は、以下の食品をご自身の許容範囲より、食べすぎていないか?今一度、食べてきた物を振り返ってみましょう!
焼肉、焼き鳥、焼き魚、卵焼き(卵料理)、ハンバーグ、ベーコン、ハム、ソーセージ、マグロの刺身、魚卵、魚肉加工品、化学調味料、砂糖を使った料理、アルコール類、果物、香辛料を使った料理
弱りの見分け方と、対策
動物性食品(特に卵や魚卵:ししゃもなども含む)を多く摂取してきた場合、陰性のアルコール類も多く摂取している場合が多いため、心臓が陽性寄りに弱り、興奮しやすい傾向にあります。日焼けしていないのに、日焼けしたような顔色やテカリがある、鼻の頭の毛穴が開いているなど、お心あたりがある場合は、苦味の夏の野菜と、臓器の働きすぎを防ぐための辛味食材(大根、ニラ、玉ねぎ、にんにく、生姜、春菊など)を。
砂糖や香辛料を使った料理やお菓子、果物やアルコール類を多く摂取してきた場合、鼻の頭の毛穴が目だったり、膨らんでいたり。ドキドキしやすく、落ち込みやすいなど。低血圧や、息切れなども心臓が陰性寄りで弱っているSOSです。過剰摂取しているそれらの食品を控えるとともに、ごぼうやカブ、おこげ(焼きおにぎり)など、加熱調理して。梅干しや梅酢などもオススメ。
心臓の弱りに対する、食養以外での対策としては、
- 朝のウォーキング
- 火を使ったお料理
- 自分がわくわく・ウキウキすることを探してみることもオススメ。
心臓の弱りのSOSに気づいたら、
自分の心臓を労わる習慣、始めましょう!
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